cycleZ
4月に入って、相談が増えすぎている
正直に言います。今年の4月は様子がおかしい。
cycleZには、修理・新車購入だけでなく、事故による破損の見積もり相談もよく来ます。でも今年は違う。4月14日の時点で、自転車事故に関する問い合わせが5件に達しました。被害者として車に接触された方が3件、過失が絡むケースが1件、自損が1件。
例年は月に1〜2件あるかどうか。それが今年は2週間で5件です。
要は 「春は自転車事故が急増する季節であり、特に今年の4月はその傾向が顕著」 です。
なぜ4月に増えるのか
理由はシンプルです。走る人が急に増えるから。
冬の間は自転車から離れていた人が、暖かくなって乗り出す。4月は新生活のスタートで、通勤・通学に自転車を使い始める人も一気に増える。同じ道に、自転車の数が突然増える。
ドライバー側はまだその変化に慣れていません。「冬の感覚」で交差点を走ると、増えた自転車への対応が遅れることがある。
どこで事故が起きているか
今年4月にcycleZへ相談に来られた事例を振り返ると、共通するパターンがあります。
パターン1:交差点での車側の前方不注意・追突
自転車が直進しているところに、後方や側方から車が接触するケース。車側の前方確認不足が原因になっているものが多い。
パターン2:一時停止無視による接触
「止まれ」の標識がある交差点で、車が減速せずに入ってくるケース。自転車側が優先道路を走っていても、止まらない車と接触すればダメージを受けるのは自転車側です。
3月に来店した60代の男性も、このパターンでした。場所は北長瀬駅の北側、裏通りと地下道が交差するあたり。車側の一時不停止による接触で、肋にヒビが入っていました。
北長瀬駅周辺のこの交差点は、cycleZでも危険な場所として把握しています。見通しが悪く、裏通りから出てくる車との接触リスクが高い。通勤で通る方は特に注意してください。
パターン3:敷地内から歩道を横切って車道に出る車
駐車場や建物の出入り口から、歩道を横切って車道に出てくる車。このパターンは特に見通しが悪く、自転車側が回避しにくい。
「徐行しながら通ったのに突然車が出てきた」という状況が起きやすい場所です。
事故が多い時間帯
cycleZへの相談を見ていると、事故の時間帯は2つに集中しています。
| 時間帯 | 状況 |
|---|---|
| 7:00〜9:00 | 通勤ラッシュ。車も自転車も急いでいる |
| 17:00〜18:00 | 帰宅ラッシュ。日が短い季節は薄暗い時間帯と重なる |
「急いでいる」は事故の温床です。車も自転車も、ラッシュ時は判断が荒くなります。今年4月の相談事例も、この時間帯に集中していました。
年間を通して見ても、事故の多くがこの2つの時間帯に起きています。
「被害者」になっても差が出る準備
自転車側が正しく走っていても、事故に遭う可能性はゼロにはできません。でも準備次第で、その後の対応が変わります。
事故後に差が出る3つの準備 1. 自転車保険: 岡山県は2020年から加入が義務化。被害者として交渉するとき、保険があるかどうかで対応力が変わる 2. ヘルメット: 2023年から努力義務。頭部保護は最優先。転倒・接触時の重傷リスクを大きく下げる 3. 前後ライト: 夕方・薄暮時の視認性確保。点滅だけでなく、定常点灯を
ドライブレコーダー(サイクルカメラ)があると、過失割合の証拠になるケースもあります。
事故で自転車が壊れたら
cycleZでは、事故による破損の見積もり相談を受け付けています。保険会社とのやりとりが必要な場合は、確認しながら対応します。
「直す価値があるか」「修理より買い替えの方がいいか」も含めて、正直にお伝えします。
4月は自転車に乗るのに良い季節です。岡山は走る場所に恵まれた地域で、吉備路も蒜山高原も牛窓も、今からが一番気持ちいい時期に入ります。怪我なく走り続けられる体があってこそ、その景色を楽しめる。
気をつけて走ってください。
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