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「ロードバイクとグラベルバイク、どっちがいいですか?」
最近、この質問が明らかに増えました。
2年前まではグラベルバイクを知っている人自体が少なかったのに、今は「ネットで見て気になった」「YouTubeで砂利道を走ってる動画を見た」という声がほぼ毎月あります。
実際、グラベルバイクの世界市場は年5〜6%のペースで伸びています。ロードバイクの市場がほぼ横ばいなのと比べると、今いちばん勢いがあるジャンルです。
ただ、「グラベルバイク」という名前のイメージだけが先行して、実際に何ができて何ができないのかが分かりにくい状態でもあります。
この記事では、ロードバイクとの違い、向いている人・向いていない人、予算別の選び方を、cycleZで実際にお客さんに話している内容そのままでまとめます。
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グラベルバイクとは何か — 30秒で分かる概要
グラベル(gravel)は英語で「砂利」。名前の通り、舗装路も未舗装路も両方走れるドロップハンドルの自転車です。
見た目はロードバイクとほぼ同じ。でも以下の3点が決定的に違います。
| ロードバイク | グラベルバイク | |
|---|---|---|
| タイヤ幅 | 25〜28mm | 35〜45mm |
| フレーム設計 | 前傾がきつい(速度重視) | やや起きた姿勢(安定重視) |
| ブレーキ | リム or ディスク | ほぼディスクブレーキ |
タイヤが太い分、路面の凸凹を吸収してくれるので乗り心地がいい。砂利道や河川敷の土手も走れる。その代わり、同じ脚力ならロードバイクより時速3〜5kmくらい遅くなります。
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ロードバイクかグラベルバイクか — 判断基準はシンプル
お店で聞かれたときに返す質問は2つだけです。
「どこを走りたいですか?」
「レースに出たいですか?」
グラベルバイクが向いている人
舗装路だけじゃなく、河川敷や農道も気分で走りたい
速さより「いろんな場所に行ける自由さ」が欲しい
キャンプ道具を積んで自転車旅をしてみたい
通勤にも使いたい(段差や路面の荒れに強い)
レースにはそこまで興味がない
ロードバイクが向いている人
とにかく速く走りたい、レースに出たい
舗装路しか走る予定がない
軽さが正義(ヒルクライムが好き)
正直に言うと、「通勤+週末サイクリング」が目的なら、今はグラベルバイクのほうが守備範囲が広いです。舗装路だけならタイヤを細いものに替えればロードバイク的な走りもできます。逆にロードバイクにグラベル用の太いタイヤを入れるのは、フレームのクリアランスが足りなくて物理的にできないことが多い。
つまり、グラベルバイクは「後から方向転換しやすい」自転車です。
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スタッフ仙田のChapter2 KAHA — 実際に乗って分かったこと
cycleZのスタッフ仙田が自分用にChapter2のグラベルモデル「KAHA」を購入して乗っています。
購入前は「グラベルに細いタイヤをつけてもロードバイクのようには走れないだろう」と思っていたそうです。実際に乗ってみると、その先入観は完全に覆ったとのこと。
カーボンフレームの剛性とグラベル専用設計のジオメトリが噛み合って、舗装路でもしっかり進む。もちろん本職のロードバイクと比べれば差はありますが、「1台でオンロードもオフロードもいける」という自由度は想像以上だったと言っています。
KAHAはグラベルレースからキャンプツーリングまで視野に入れたモデルなので、「何にでも使いたい」人には選択肢になります。
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予算別・cycleZで選べるグラベルバイク
15〜25万円:最初の1台に(エントリー)
BASSO MARTE(マルテ)
イタリアのBASSOが作るクロモリのグラベルバイク。完成車で20万円前後。
クロモリフレーム特有のしなやかな乗り心地
最初からグラベルキング(パナレーサー)のタイヤが付いている
イタリアブランドらしい色使いとデザイン
クセがなく、初めてのスポーツバイクとしても扱いやすい
BASSOはロードバイクもクロモリの完成度が高いブランドです。「最初の1台で迷っている」という方には、まずBASSOのグラベルを試乗してもらうことが多いです。
30〜50万円:長く乗れるカーボン(ミドルレンジ)
SCOTT Speedster Gravel
スイスのSCOTTはロードバイクのAddict RCが有名ですが、グラベルラインも充実しています。
カーボンまたはアルミフレーム(モデルによる)
ディスクブレーキ標準
SCOTTの技術がそのまま入ったジオメトリ
拡張性が高く、キャリアやフェンダーの取り付けも可能
本格的にグラベルライドを楽しみたい人、将来的にバイクパッキングもやってみたい人に。
50万円以上:レース・冒険仕様(ハイエンド)
Chapter2 KAHA
ニュージーランド発のカーボン専門ブランド。前述のスタッフ仙田が実際に乗っているモデルです。
フルカーボンフレーム
グラベルレースからキャンプツーリングまで対応
舗装路での走行性能も高い(細いタイヤへの換装可)
塗装のカスタムオーダーが可能
「1台で全部やりたい」という人に向けた、妥協のない選択肢です。
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グラベルバイクを始めるときに必要なもの
ロードバイクと基本は同じです。追加で必要なものはほぼありません。
必須
ヘルメット — これは法律上の努力義務でもありますが、グラベルは路面が不安定な分、なおさら必須
前後ライト — 道交法で義務。未舗装路は暗くなると本当に見えない
パンク修理キット — グラベルはパンクリスクがロードより高い。携帯ポンプ+予備チューブは最低限
グローブ — 振動が手に来やすいので、ロードバイク以上に重要
あると快適
ボトルケージ2つ — 未舗装路はコンビニがない区間が長いことも
フレームバッグ — 荷物を入れて走るならまずここから
チューブレスタイヤ — パンクしにくくなる。最初から付いているモデルもある
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岡山はグラベルバイクに向いているか?
結論から言うと、かなり向いています。
晴天率が全国トップ
岡山県の晴れの日は年間276.8日。全国平均より29日多い。雨で走れない日が少ないということは、それだけ乗れる日数が多い。グラベルは濡れた未舗装路だとスリップリスクが上がるので、晴天率の高さは直接メリットになります。
河川敷・農道が豊富
旭川・百間川の河川敷、吉備路周辺の農道、総社方面の里山。岡山市内から30分も走れば、グラベルバイクの本領を発揮できる未舗装路がたくさんあります。
ロードバイクだと「舗装路しか走れない」という制約で避けていたルートが、グラベルなら選択肢に入る。同じ岡山でも、走れる場所が一気に増えます。
しまなみ海道の起点
岡山からJRで1.5時間(1,520円)で尾道に着きます。しまなみ海道は舗装路がメインですが、島の中には未舗装の脇道もあります。ロードバイクだと通り過ぎていた場所に、グラベルなら入っていける。
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よくある質問
Q. グラベルバイクでロードバイクについていけますか?
平地の巡航速度で時速3〜5km程度の差が出ます。ガチのロードバイク集団についていくのは厳しいですが、仲間とゆるく走る分には問題ありません。タイヤを細いもの(28〜32mm)に替えれば差はかなり縮まります。
Q. メンテナンスはロードバイクと同じですか?
基本は同じです。ただし未舗装路を走った後は、チェーンやディレイラーに砂や泥が付きやすいので、洗車の頻度は上がります。これが唯一の「手間が増える」ポイントです。
Q. 通勤に使えますか?
むしろ通勤にはグラベルのほうが向いています。タイヤが太いので路面の段差や排水溝の蓋でハンドルを取られにくい。雨上がりの路面でもロードバイクほど神経質にならなくていい。フェンダー(泥除け)を付ければ、スーツに泥はねする心配も減ります。
Q. 試乗はできますか?
cycleZでは在庫のあるモデルは基本的に試乗できます。グラベルバイクは「乗ってみないと分からない」部分が大きいので、気になったらまず試乗してもらうのがいちばん早いです。
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まとめ
グラベルバイクは「速さ」ではなく「自由度」で選ぶ自転車です。
舗装路も未舗装路も走れる。通勤にも週末ライドにも使える。キャンプ道具を積んで旅にも出られる。1台でできることの幅が、ロードバイクより圧倒的に広い。
岡山は晴天率全国1位、河川敷や農道も豊富。グラベルバイクの楽しさを引き出しやすい環境が揃っています。
「ロードバイクかグラベルか迷っている」という方は、一度cycleZに来て両方乗り比べてみてください。乗れば、自分がどっちに向いているかはすぐ分かります。
cycleZ(サイクルゼット)
岡山市北区島田本町1-1-47 / TEL: 086-252-7744
営業時間 11:00〜19:00 / 定休日:水曜日
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